米国からの最新SEO事情を和訳してお届けします

9月23日のGoogle検索アルゴリズムアップデートの兆候

今回は、直近でGoogleコアアルゴリズムアップデートの可能性を示唆する、SEARCH ENGINE ROUNDTABLEの記事を和訳しました。

9月中旬頃から、Barry氏は既に何度かSEARCH ENGINE ROUNDTABLE上でアップデートの兆候について投稿しています。その投稿では、様々な順位変動ツール上ではアップデートの可能性も考えられる動きが見えるものの、それと合わせて通常見られるSEOコミュニティでの議論があまり活発でなく、Barry氏もまだ何とも言えない、、、というような状態でした。

しかし、9月も下旬に差し掛かり、今度はSEO界隈でも動きが活発になってきた様子がこの記事では明らかになったため、そろそろアップデートが実施される可能性が高いのかもしれません。

9月23日のGoogle検索アルゴリズムアップデートの兆候

SEOコミュニティ周り、Google検索の順位変動を追う自動化ツール、このどちらでもGoogle検索アルゴリズムアップデートの可能性を示す兆候が出ています。直近の投稿ではツールのみで急激な変動が見られるとお伝えしましたが、現在はSEOコミュニティでもツールの程度と同様にアップデートに関する議論が活発になってきました。

WebmasterWorld上での議論は今朝早くから始まっており、またBlack Hat Worldフォーラムでも同様に議論が交わされています。以下はこれらのフォーラム上からの引用です。

  • とにかく、ツールでまた何となく急上昇しているように見えます。SERPsは多少動いていますが、予想以上の動きではありません。
  • 今朝は特にモバイルでの変動が見られます。
  • いくつかのクエリで通常とは違う、関係性のない検索結果が見られます。
  • 私も同様です。いつもより無関係でおかしな検索結果が多いです。また、Google Search Consoleでの数値の減少について不満を言っている人もいるようです。
  • 5月のアップデートで流入の70%を失い流入が一気に減りましたが、未だ回復に至っておらず、今現在では50-60%のトラフィックがなくなり、多くのお金と時間を投資して作成した400以上もの記事は、直近2日間で役に立たない無価値なものに成り下がりました。
  • 5月5日のアップデートで50%の流入を失い(一晩で平均順位2.4位から5.7位へ下降)、先週以降は70%もの減少(平均順位は8.1位)。この48時間のうちに、より順位は落ち込んでいます。私の業界(ゲームのEC業界)での唯一の共通点としては、海外(特に中国)のサイトで急上昇している一方で、全てのアメリカのサイトで無茶苦茶な動きになっているということです。

次に様々なツールのスクリーンショットを掲載しますが、全てが最新の状態ではないことに留意してください。

SEMRush:
A chart from SEMRush

Cognitive SEO:
A chart from Cognitive SEO

RankRanger:
A chart from RankRanger

Accuranker:
A chart from Accuranker

Algoroo:
A chart from Algoroo

他のツールはまだ更新されていないようですが、もし更新があれば後ほど追加しておきます。

Mozcastでも更新されました:
A chart from Mozcast

SERP Metricsでも同様に更新されました:
A chart from SERP Metrics

Advanced Web Ranking:
A chart from Advanced Web Ranking

RankRangerではより激しい変動が見られます:
A chart from RankRanger(2)

Cognitive SEOも最新データを更新しました:
A chart from Cognitive SEO(2)

これらの新しいチャートはこの投稿をしてから24時間以内に追加されたものであり、議論もかなり活発になってきています。

今朝以降、何か大きな変化に気付かれましたら、是非お知らせ下さい。

WebmasterWorldBlack Hat Worldのフォーラムディスカッションにてお話しましょう。

原文 (この和訳の元記事を<iframe>で表示します)

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