今回は、デスクトップ用ページエクスペリエンス評価についてのSEARCH ENGINE ROUNDTABLEの記事を訳しました。ページエクスペリエンスによるGoogle検索結果のランキング評価はモバイルでの話でしたが、デスクトップでも導入されることになります。昨年11月にGoogleから発表されていましたが、2月目前にGoogle内部の人がリマインドをしてくれたようです。
Googleページエクスペリエンスアップデートがデスクトップに間もなく登場
デスクトップページ用のGoogleページエクスペリエンスアップデート
が、Google検索ランキングのアルゴリズムに近日中に適用されることをお知らせします。厳密には来月2月になりますが、皆さんにとって何かストレスを感じる必要のないことです。
Googleは昨年11月、ページエクスペリエンスアップデートが2022年2月にデスクトップに適用されることを発表しました。しかし、GoogleのMalte Ubl氏は、昨日Twitterで「デスクトップ(ラップトップ/タブレット/残りの523.94台の実際のデスクトップコンピュータ)のCore Web Vitalsに基づくGoogle検索のページエクスペリエンスランキングは来月に適用されます。Core Web Vitalsメトリックの閾値はモバイルと同じです。」というリマインダーを投稿しています。
これまでGoogleのページエクスペリエンスランキングは、モバイルの検索結果に限定されていました。本日の#GoogleIOで発表されたのは、ラップトップやタブレットなどの「デスクトップ」コンピューターにも導入されるということです。
ですので繰り返しになりますが、2月の導入が予定されています。
このアップデートに含まれる要素を、デスクトップからモバイルまで並べて比較した表がこちらです。
デスクトップページのページエクスペリエンスアップデートには、以下の要素が含まれます:
- Largest Contentful Paint(LCP)
- Cumulative Layout Shift(CLS)
- First Input Delay(FID)
- HTTPSセキュリティ
- 邪魔なインタースティシャルの廃止
それと、心配しないでください。このアップデートはGoogle検索結果ランキングにそれほど大きな影響を与えません。Googleは「以前にも申し上げましたが、このアップデートは優れたユーザー体験を提供するページを強調するためのものですが、ページエクスペリエンスは依然としてGoogleのシステムが考慮する多くの要因の一つです。このことを考えると、サイトは一般的に劇的な変化を期待するべきではありません。また、このアップデートは段階的に実施されるため、予期せぬ、あるいは意図しない問題が発生しないかどうかを監視することができます。」と以前から述べています。
ということで、アップデートの適用はもうすぐですが、ご心配なく…。
Search Console用のレポートはいつの日か追加されるとは思っていますが…。
Twitterでのフォーラムディスカッションはこちらまで。(Wachete20230311)